オリンピック開催は儲かるのか:研究結果THE HUFFINGTON POST 2013年09月05日

要約
 
・IOCと関係のない、学究専門の経済学者のほぼ全員が、オリンピックは非常に費用がかかるイベントで、開催都市がその費用を埋め合わせる見込みはほとんどないという点で一致。
 

・実際に開催地に選ばれた都市は、スタジアムや選手村に巨額の資金を費やすが、これらの施設が将来には役に立たなくなることも多い
 

・建設期日が近づくにつれて、ただでさえ費用がかかるプロジェクトには、さらに多額の追加費用が発生する傾向がある。
 

・9.11後の世界では、警備にかかる費用が数十億ドルに達し、利益をもたらすオリンピックを開催できる可能性はさらに低くなっている。


・ギリシアではオリンピックのインフラ整備が国家破綻のきっかけになり、現在の日本の累積債務も、東京オリンピックの後始末がスタートだという指摘がある。
 

・マドリード、スペインの政治的左派の人々は、同国が世界恐慌並みの失業率と債務危機に直面しているときに誘致されるオリンピックなど、「飢えの競技会」だとする批判をやめていない
 

→ オリンピック開催は儲かるのか:研究結果 THE HUFFINGTON POST 2013年09月05日