相変わらずのいい加減な予算組。新国立競技場建設の1300億円だって、totoを「海外試合も対象」にしての売り上げで補充するって話だ。大丈夫かそんなもんで。


東京五輪開催費7340億円、誰が出すの? 毎日新聞 2013年09月10日
 

◇4割は税金、残りは民間資金で

なるほドリ 2020年五輪の開催地が東京に決まったね。開くのにどれぐらいのお金がかかるの?

記者 東京招致(しょうち)委員会は総額を7340億円と見積もっています。主な内訳はスタッフの人件費や警備費などの運営費(3013億円)と、競技場や選手村などを整備する建設費(3855億円)に分かれます。

 それは誰が出すの?

 計画によると、
  ▽運営費はテレビ放映権の収入(695億円)
  ▽企業からのスポンサー料(1115億円)
  ▽チケット売り上げ(683億円)−−などの民間資金で賄(まかな)います。

  一方、建設費の大半は国と東京都が負担し、税金が充てられます。
  国が負担するのはメイン会場となる国立競技場の建て替えです。
  約1300億円かかるので、サッカーくじtotoの収益金も充てる予定にしています。
  他の施設(10会場)は都が負担し、予算は1538億円と見積もられています。
  このほか国と都はイベント関係費などで350億円近くを負担し、
  開催費用の総額7340億円のうち約4割の3183億円に国と都の税金が投入される見
  通しです。