uenoブログ

上野タケシのブログ

2012年09月

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2枚の写真をフォトショップでつけて修正したが、どうみても合成したような建物にしか見えない。よく見ても繋がっていて一つの建物だ。しかしこの建物スゴイ、屋根はいったい何枚あるのだろう。たぶん増築だが一つの建物で集落にしかみえない。出窓とか開口部のデザインも結構いいし、なんか昔のシーラカンスの建物に見えてくる。(住所:東京都世田谷区太子堂2丁目20近辺)

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「佐藤光彦設計の下馬の集合住宅」は、世田谷区下馬の駒繋小学校の向にある。ガラス張りの外側にメッシュのスクリーンがある。そのスクリーンの透け具合が美しい。このスクリーンがあるだけで、住民は洗濯物をほしている。その風景もいい感じだ。そのスクリーンにスダレが掛かっている多さは東西南北で違う。写真右面、道路面の北側はなし、左面の東側、南側は一部にに、半分くらいだったのが、西側。わかりやすい結果となる。ほとんど透明にしか見えないスクリーンだが、スダレを掛けるにも役立っていた。それにしてもバルコニースラブの薄さは凄い。(住所:東京都世田谷区下馬)


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手水舎(ちょうずや)の対面の建物から初めて撮ってみた。何度も行っている明治神宮で、光で綺麗だな~と気づいて撮ったカット。なんだかいい感じになってしまったから、判らないものだ。(住所:東京都渋谷区代々木神園町1−1)

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二子坂戸緑道の東側にある道路の隙間、これだけ大きいと書く方も勇気がいる。写真左の緑の先が二ヶ領用水、右側の曲がった道路がおそらく、旧川崎堀跡。川のうねりが作った道の隙間、町の隙間。道路標識線で実体化して、なんだか面白い。(住所:神奈川県川崎市高津区北見方1丁目1−10近辺)

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二子坂戸緑道に西側、暗渠になってたり、堀が残っていたりする住宅密集地をぬけると、いい感じの小さな広場。なんと稲荷大明神の建物が浮いてみえる。普通は板を張っていたりする所に何もなく、浮いて見える。屋根のでかさもそれを助長する。(住所:神奈川県川崎市高津区坂戸1丁目2−21近辺)

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ネットでみつけて興味をもち、先週の雨の日にいった二子坂戸緑道。二ヶ領用水の近くにあり、旧川崎堀を緑道化(公園化)して作られたが、その蛇行の形が面白い。公園化としても、歩く所に砂利がひいているだけで、あまり整備していない公園として、住宅地の隙間として存在しているのがいい緑道である。



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(神奈川県川崎市高津区二子6丁目)

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豊島区目白でみつけた、ビルの側面、なんだかいい感じする。何がいいのか少し考える。格子か?どうもそれよりも窓の形と配置かな。よくみると窓はどれ一つ同じものがない。配置も無法則。

それをつなぐかのような錆びた配管が何かを語っているようだ。それと影がちょうど壁をなめるように出ているのも、いい感じだ。(住所:東京都豊島区目白3丁目近辺)

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調布市若葉町でみつけた住宅の住所看板。この手のモノの中ではかなりカッコいい。たぶん全体のバランスもいいのかもしれない。あとかすれた感じもいい。



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(住所:東京都調布市若葉町)

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もともとは入間川で、その一部が暗渠で「中仙川遊歩道」となって整備されています。そこにある立体交差、緑道(川)の上を住宅とアパートのブリッチが通る。なんと言えないよい空間になっています。土地の所有とかって川の上だからどうなっているの、なんてことは関係ないくらいにいい空間。



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(住所:東京都
三鷹市中原1丁目13−19近辺)

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世田谷区下馬でみつけた、たぶん住宅。不勉強で誰かの作品かわからないが、たまたま扉が開いていて中が見えた。おそらく1階建ての低層部がパブリックスペースで、コンクリートの3か4階建てのほうが、プライベートスペース(個室)で、あとは芝生の庭。プライベートスペース(個室)が、暴力的なコンクリート箱だが、その割り切りが面白い。誰の作品かわからなかったが、後藤武さんの設計「塔と天蓋」とわかる。



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(住所:東京都世田谷区下馬)

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地図でみると地面があるが、完全に海の上の集落。漁村町だったのか、調べきれていない。この辺、金沢八景って言われるくらいだから、美しい所が幾つもあったのだろうと感じさせてくれる所。

舟屋集落は街並みが美しい。一階建ての上に背後の住宅群が見える。それになんといってもこの山(野島公園)がとってもいい背景になっている。(住所:神奈川県横浜市金沢区野島町10と16)

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9月1日発売の茶道雑誌「遠州」の無茶有茶というコーナーの原稿依頼があり、『テクストとしての江戸東京たてもの園』というタイトルで書きました、よろしければ読んでくだされ。内容リクエストが遠州や茶道話抜きで、10代から70代まで対象で、東京の古い所・新しい所で面白いところという、楽しいコーナーだったのですが、対象が広く悩みました。マニアック以外で、ココがいいといういい場所が思いつかないこともあり、そこで「江戸東京たてもの園」に行って、面白いと思う建物の建っていた所を調べていくと面白いということにしました。



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武居三省堂(文具店)。この建物をみてから、もともとは神田須田町一丁目にあった看板建築。斜めのファサードも珍しいが、なんといっても天井の吊収納が興味深い、収納だらけの壁も面白い。昔のデザインに脱帽。

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