uenoブログ

上野タケシのブログ

2013年03月

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亀島川の霊岸橋近くに建つ、築1927年の第二井上ビル。3枚の写真合成で上まで入れて歪みをなくすと、緑色スペイン風の丸瓦屋根と柱の装飾がいい感じだ。2から4階の窓の間の装飾も面白い。見上げてみないとココには気がつかない建物でもある。(住所:東京都中央区日本橋茅場町2丁目17−13 )

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下高井戸駅から、下高井戸駅前市場をくぐった先の道、甲州街道の手前にある柏木精米店がある。りっぱな造りの米屋だが、隣のおそらく増築部分の立方体も結構いい。両方とも古く朽ちている。しかし古い母屋のほうが、綺麗な朽ち方である。使っている材料の違いによる違いは、これくらい時間が経つとよくわかる。(住所:東京都杉並区下高井戸1丁目2−12)

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京王線の下高井戸の駅前にある「下高井戸駅前市場」。踏切越しにみえる立ち姿がいい。特に吹き抜け通路のご案内看板がいい(上写真)。この空間を通るとほぼ十字に中通路がある(下左写真)。この十字に交差する空間がなんとも言えずいい(下右写真)。2階は上げれないが、トップライトになっているようだ。外側は増築の猥雑さも加わってパワーある建物になっている。こんなのが駅前にあるのだから、下高井戸って面白い街だ。



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(住所:東京都世田谷区松原3-30-12)

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吉祥寺の駅近くにある「よろず湯」、よ~くみるとだんだんライト風にみえてくる。当時の銭湯のデザインはしっかりデザインしている。東京だと唐破風の立派な銭湯が多いが、モダンデザイン銭湯もなかなかよい。

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前出の小丹波熊野神社の舞台から近く、隣りの川井駅のほうの途中にある川井八雲神社。ここにも同じような楼門神楽殿の舞台がある、それにさらに石崖桟敷がある。小丹波熊野神社よりも勾配が急なため、ほとんど山の上という感じだ。

急こう配の参道を上がり楼門をくぐる視界がひろがり、石崖桟敷のうえに社殿があり、反対側が舞台となる。ここも貴重な舞台だが、石崖桟敷は遺跡のようで存在感がある。



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(住所:東京都西多摩郡奥多摩町川井717)

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昨年の文化の日ウィークに行った、JR青梅線の古里駅から数分の所にある、小丹波(こたば)熊野神社の舞台。ここは面白い。段差を利用して神社の楼門の2階が神楽殿の舞台になっている。その先の神社の社殿も壇上になって客席にも使われる。

日本の古い建物には積極的に2階を使い、立体的な利用がすくないなか、この楼門神楽殿は面白いし、配置や場所の使い方がとってもいい。この舞台は多摩地方に現存する農村舞台の中でもっとも完備した形式を備えた貴重なものと書かれている。



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(住所:東京都西多摩郡奥多摩町小丹波473)

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吉祥寺駅からほど近く、周辺は高いビルが建つ所。こんな所で火の見櫓は効果あるのかどうかはともかく、モダンな火の見櫓の立ち姿が美しい。2階のはね出し部分と階段の構成、それにそびえたつ火の見櫓。前面が駐車場になったので際立つ。しかし背景のタイルマンションの遮り方が、孤高性をさらに増す。(住所:東京都武蔵野市吉祥寺本町1丁目27−2)


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表参道のソフトバンクの入った白い建物と無印の入った建物間の階段。影の落ち方が綺麗いだ。二つの方向の斜め陰、春だからか?(住所:東京都渋谷区神宮前1丁目12−7)


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