uenoブログ

上野タケシのブログ

2013年04月

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昨日のスリバチフィールドワーク横浜山手で見つけた、坂道と階段。斜面のデザインは機能的にクリアーしなければいけないことが多い。レベルの違いの解決もそれぞれ。この写真のところ、手摺の色が目立つのか、不思議な複合体の姿を表している。

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途中参加で、しかも道を間違えて終わり際にやっと追いつく。しかしそれはそれで一人スリバチ、なかなか面白かった。写真は根岸共同墓地、よく見ると先に谷があり、山の上の立つ、位置的にめずらしい墓地だ。その先ランドマークタワーが1/4ぐらいしか見えないのも、ここが高台だというのがわかる。

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台東区東上野3丁目近辺、下谷神社の界隈は、銅板葺きの看板長屋の宝庫だ。写真の建物、もとは全部銅板葺の長屋だったのだろう。間の長屋が改装して、丁度互い違いになっている。全部同じものよりも、これはこれで面白い。(住所:東京都台東区東上野3丁目35)

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あまり縁がなかった、上野駅の東側にある、1929(昭和4)年竣工の最後の建て替えが決まった同潤会アパート。風呂なしなので裏側にある銭湯「寿湯」を使う人が多く、建て替えると寿湯まで影響があるのではという記事も見つかる。築80年過ぎるとなかなか難しいが、隣接の銭湯の心配まで広がるのだから、ここに歴史ありだ。樹木が育ち、建物自体がみえずらいので、写真を3枚つなげてみたらカッコいい。デザインや構成がよくわかる。(住所:東京都台東区東上野5丁目4−3)

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浅草寺の西側に浅草西参道商店街というアーケードがある。ここは少し寂れ気味だが、このアーケードの両裏側が凄い。どうみても2階建にさらに2階のせて、4階の増築って感じだ。いかにも上にのせましたとい作り方がなんとも言えない。アーケードの背が高いせいもあるのか、しかしこの増築は凄い。日本で多いのは3階部分増築だが、そろって4階になっている風景は日本ではないみたいだ。



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(住所:東京都台東区浅草2丁目7エリア)


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桜新町から経堂まで歩いた途中(確か弦巻?)でみつけた、和風の門。接合部のデザインが秀逸だ。門は木造で塀の頭に瓦がのっている、その部分と石壁の接合部で、石壁を曲面で削っている。少し隙間があって、木造塀の頭瓦部分あるので浮いてみる。異素材の接合部っていろいろな方法がある。(住所:東京都世田谷区弦巻)

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都立の高校には不似合いな構造体・・・・と思い、調べてみたら、この建物、清明亭は、昭和6年の建物で、設計は大江新太郎さんだった。深沢高校になる前にはここは、わかもと製薬社長さんの邸宅「好田荘」があったところで、もともは呑川とこの建物の間に池があったようです。やはり崖地だったようで、その高低差を利用して、地上階の約半分が列柱になっている懸造り(かけづくり)の建物です。(住所:東京都世田谷区深沢7-3-14)

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今まで何度も撮っても絵にならなかった、明治神宮の鳥居。夕焼けの光と木々が綺麗に写ったのあるが、なんだかいい感じに撮れた。

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武蔵小山駅前にある路地裏酒場街。とくに名前がないようだが、駅地下化とロータリーと新しくなるなか、路地や街並みが残っている。昼間から飲める立飲み屋もあるし、面白いエリアだ。なかでも写真の通りはゴールデン街にも似た雰囲気を持ちながら、スナック・バーの街並みがいい感じだ。しかしやはり夜の方が雰囲気はいいのだろう。(住所:東京都品川区小山3丁目17~20)

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下を総武本線、東京メトロ東西線、京葉高速線が通り、上を立体交差でJRの武蔵野線、京葉線が通る西船橋駅。写真の方向から位置からみえる、手間に駐輪、ホームに電車、コの字柱、鉄橋の構成がいい。特に独立したコの字柱のデザインがバラバラ鉄橋を支えている感じが面白い。(住所:千葉県船橋市印内町594-9近辺)

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渋谷区神宮前にある設計:妹島和世さんの「Small House」。写真右側のアプローチ側からは今まで見ていたのだが、この方向からは初めて見る。多分お寺の借家の路地を通った先に空き地からこう見える。周辺建物との関係も含めて、多様な斜め線や足元の絞りも、重力から解放された宇宙基地的デザインがいい。知り合いのカメラマンが「ガラスを触れるとブラブラ揺れる、それでも進化している」と評価していたのが思い出される。


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