uenoブログ

上野タケシのブログ

2014年01月

お知らせ 「かわ*いいビル・ナイト」


「かわ*いいビル・ナイト」大山顕(工場萌え)×高岡伸一(ビル マニア カフェ)にゲスト出演します。私はコープオリンピアについて語ります。

2014年02月02日 [日] 19:00〜21:00
お台場・東京カルチャーカルチャーにて 前売2,300円

面白いビルがいっぱいでてきます。ご参加ください。

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目黒区の油面商店街の近くにあった理容フジミの富士山看板。台地の高い方だから昔はこの辺からも富士山がみえたということかな。(住所:東京都目黒区中目黒5丁目19近辺)

新国立競技場の基本構想案がでたが、何も解決していない。特に大きさ・景観・デザインでの問題の前、お金の問題が全く解決できていない。このままだと必ず年間20億前後の維持費赤字になる。それは2016年東京オリンピック招致準備担当課長だった、鈴木知幸さんの話を聞けば、こりゃ問題は一つや二つじゃないことが分かる。彼の結論は【屋根を取るのが一番いい。】であるが・・・・。お金や計画の問題をまとめてみた。(40114 公開勉強会「みんなで学ぼう、新国立競技場のあり方」より)


1、陸上競技場を作らずに開会式はできない。


河野太郎議員「サブトラックが確定しない限りは陸上競技にはしない。」と言っているが、仮設でもサブトラックを作らないといけない。

あとからまたやると味の素スタジアムの二の舞になる懸念(陸上競技の再整備は大きな無駄)




2、サッカー場(天然芝)だけなら、多目的利用が制限される
 

厳しい天然芝の管理(サッカーでは年間50試合が限度、イベントの影響)

屋根付きの場合は通気性から天然芝の管理は難しくなる。

五輪後は人工芝にすべきという意見あり、巻き芝の可能性はあるか。

・2009年にエックスジャパンのHIDEの追悼式で2日間で芝が駄目になるり全面改修の必要となる。

・サッカーの試合とイベントで喧嘩状態。

・人工芝が唯一の解決策では。




3、行政予算の建設費見積りは必ず増加する。
 

行政予算はまず想定通りに行かず、必ず想定外のことがおこる

懸念事項(見込み違い、基礎経費高騰、追加注文、埋蔵文化財、等)

・行政予算はまず想定通りいったことがない。

・あまり言いたくないが東京体育会館は想定からほぼ3倍、どこの公共事業も必ず増える。

・新国立競技場は最終的には想定は2倍になる。

・騙そうとかではなく、見込み違い、基礎経費高騰、追加注文で。




4、収支計画の試算は問題は多すぎる
 

年間利用48日(サッカー20日、ラクビー5日、陸上競技場11日、イベント12日)

収入:45億5500万円、管理運営費:41億4800万円、年間収支:4億円黒字

・収支計画はこれは全く無理.48日はまったく無理です。

・味の素スタは、鈴木俊一知事が作れといった。青島知事が作らせないといったので、納得いかせるようなの収支計画を私が作った。運営時に石原知事に変わって、冗談じゃないと今ある借金払うから自立しろ、いっさい面倒見ない。

・ベルディと東京FCのダービーでも5万埋まらない、1、2万人だけ。スマップステージだけ埋まる。

・世界陸上ですら5万人まんぱいにならない。それが8万人で11日間なんか半分どころか1、2割しか入らない。

・日本陸連も経費がもたいので、ここを使いたくない。

・イベント12日で芝生は駄目にならない。




5、維持管理費の「赤字を補填しない」は不可能である
 

大規模公共施設の維持管理費の収支比率は黒字にならない。日産スタジアム(58%)、ビックスワン(65%)、鹿島スタジアム(80%)、東京体育館(60%)

・東京体育館は極めて優良で、収支比率60%。100円の税金で60円の売り上げ回収。




6、観客席8万人は、死守しべき最大の命題なのか。
 

・日産スタジアム(約7万2000人)、さいたまスタジアム(約6万人)、味の素スタジアム(約5万人)、

・改正PFI法の適用は困難 

・指定管理制度は国立施設に適用できない。

・ネーミングライツはできるか(味スタは5年10億)、国立なので無理だろう。

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ウチの事務所のあるコープオリンピアを色々撮っている。対面からだと、道路幅が広い表参道からでも1枚の写真に納まらなかった、意外と長い。2枚の写真をくっつけてた全景だ。午前中の光、北側だからこんな感じになる。今右側の歩道橋が昨日から通行止めで、信号になった。もう少しで撤去になる、ない方が景観はいい。人の流れがどうかわるか少し心配。(住所:東京都渋谷区神宮前6-35-3)

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