uenoブログ

上野タケシのブログ

2015年02月

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豊橋駅前、駅前大通りの路面電車と6車線道路の白線。その線の重なり具合が綺麗だ。路面電車の電線の柱も外灯と一緒にデザインされている。ずっと奥に見えるのが歩道橋上のオブジェ、さらに向こうに山が見える。(住所:愛知県豊橋市駅前大通1丁目4近辺)

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この間に吉村生さんの暗渠写真の影の落ち方が綺麗だったのを思い出す、羅漢寺川の競馬場支流暗渠。通路に落ちる建物の影が美しい。この暗渠、目黒不動尊前から上がったところの風景がいい。特にここ暗渠脇の建物の色も素材もいいし、右側の擁壁のバラバラ、そしてせり出す樹木といい、ざまざまな要素が詰まっている。



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この暗渠道にはなかなか見所が多い。この水が湧水かどうかは疑わしいが、いいところだ。(住所:東京都目黒区下目黒5丁目35−13 近辺)

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静岡市葵区両替町でみつけたビル「桃太郎ビル」。

名前もチャーミングだが、1階2階の階段と通路、その上の壁の円弧のデザインが口をあけたように見え面白い。上部の桃太郎の文字、そして丸い桃太郎の絵のバランスもいい。1階から2階の階段だけ曲面で残った所が黄色いシャッター部分のお店になっている。



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(住所:静岡県静岡市葵区両替町2丁目3−5)

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名古屋の現場近くにある、カッコイイビル「名探第1記念橋ビルヂング」。グリット部分が「手摺」と「パネルか格子」の市松模様でカッコイイ。コーナーのデザインも含めて、なんとなくウルトラマンにでてくる感じのデザインだ。全体は1階の柱、2、3階の水平連続窓、その上のグリットフリレームの三層構成だ。上にのる看板下の斜め壁のデザインもオモシロイぞ。帰ってからネットで調べると、名古屋渋ビル研究会の人達がしっかり取り上げていた建物でした。

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(住所:愛知県名古屋市中区大須4丁目14−35)

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この間、名古屋からの帰りに念願の浜名湖の北にある寺院庭園をみてきました。

1時間に1本の天竜浜名湖線に乗り換えて、駅からお寺まで30分や40分歩く。山に沿って、またや山を越えた盆地のあったりと。みかん畑を横に見ながら歩いていく。そんな感じでたどりついた龍潭寺。お目当ての裏にある庭園に行く前、玄関入って、黒く光る廊下に目を奪われる、とても美しい。(住所:静岡県浜松市北区引佐町井伊谷1989)


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月・火曜日と名古屋に出張。2時間早くでて名古屋城の二の丸庭園を見にいく。のこった時間で、復元が進んで一部見学できる本丸御殿をみる。これがなんとも凄かった。雪がチラチラの天気でもあったが、障子からの光だけで、あとは各部屋2つの行灯だけの展示。光が中まで引き込みずらい日本の大建築に、金箔を何故使っていたのかがよくわかる。最近のこうした復元や展示は一時期のレベルに比べて、かなり上がっている感じを受ける。ここかなりオススメです。


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(住所:愛知県名古屋市中区本丸1−1)

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約4キロの長さの小松川境川親水公園。
五つのゾーンに分れていると書いてあるがどう分れているかはHPからはわからない。作った年も違うのかもしれない、特にここは、石の組み方が違う。ところどころ水辺の石がオーバーハング、というか下に小さな石の上に置いて浮いている状態だ。魚が隠れられるようにしたのか、どうか判らないが、同じようでまったく違った石組み、よく見るとわかる。


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(住所:東京都江戸川区本一色1丁目2−1の分岐点から東京都江戸川区本一色1丁目13−6まで)

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「法政大学55/58年館の再生を望む会」の大江宏設計の法政大学55年館・58年館の見学会に参加しました。そのメンバーの建築家の小島さんに以前「洋式建築は保存しようと、思われるようになったが、モダニズム建築はまだそうならない」という話を聞いて、ずっと気になっていました。


法政大学55/58年館のまるで障子にもみえるカーテンウォールのサッシュの線の美しさが、モダニズム建築の特徴でもありますが、それだけではありません。モダニズム建築はもっと多様で、構造のシステム面白さ、空間のダイナミックさ、コンクリート塊や色の美しさ、空間貫入といろいろな楽しみがあります。そんな一例を。写真は吹き抜けの学生ホール横の階段、コンクリート開口部壁で仕切っていますが、格子の天井とは接してなく、繋がっています。階段のコンクリート、手摺の木製の力強さだけではなく、構造と部屋のズレが空間の繋がりを生んでいます。表面的な良さだけじゃない空間がモダニズムの良さの一つでもあります。

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もう一つ、屋上に向かう階段。一番の上なので、階段位置や幅がズレて面白い感じになっている。多様な素材・色で、もの凄くいい階段だ。(住所:東京都千代田区富士見2−17−1)



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