uenoブログ

上野タケシのブログ

2015年04月

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足利駅近く、かつての盛り場周辺の奥行きある町屋の横顔。
日本民家の瓦屋根の最低勾配は4寸(4/10)、そのため長い所や広い所にかける屋根は、幾つかに分けて、その間を小さな屋根で繋ぐことが多くなる。この奥行きある町屋も大きく3つの屋根があり、それを小さな屋根で繋いでいる。一階はおそらく増築で外壁がトタンだ。ある条件のもと同じ形と違った形を持つ、一つの建物が集落の作り方を内包している。(住所:栃木県足利市井草町2409近辺)

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目白の台地に建つ日立目白クラブ、その裏に幾つかの独身寮がある。中に入れないので、岡崎さんお勧めの高田の馬場駅からの脇道から覗く。周辺の緑と建物エレメントがあいまって、これがとても東京とは思えない雰囲気を漂わしている。屋上壁の十字穴がカワイイ。(住所:東京都新宿区下落合2丁目13−28近辺)

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足利駅から徒歩1時間10分、行きは半分くらいのところまでのバスがあったが、帰りは時間があわず。かなり歩いた先に出会える風景に感動。目的地の庭園前の樺崎八幡宮の参道前の川を渡るところ。新緑のいろいろな色の山に囲まれて、川の石橋、川の小さな堰、そこに降りる階段。孤高にたつ鳥居といい端正な造形に惹かれる。



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(住所:栃木県足利市樺崎町1105−2近辺)

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足利の旧遊郭街「雪輪町」、栄えたあとの飲食店街に、そして今は歯抜けも多くなり、営業しているかどうかわからない。そんなところに残る細い路地と看板が形としてのこる。通りもそれらしい店がならぶ。いろっぽい雰囲気が昼でもみてとれる。


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(住所:栃木県足利市雪輪町エリア)

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繊維産業でかつて栄えていた足利の遊郭街「雪輪町」。その周辺の建物たち。人口減少が県内トップクラスとの書き込みも見られるくらい、町はかなりゴーストタウン的なだったりする。そぞれぞれの建物デザインにかつての繁栄がみられたりする。りっぱな建物デザインがある。


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(住所:栃木県足利市雪輪町周辺)

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両サイドをトタン民家で挟まれた足利市井草町の路地。近くには遊郭街があったところだが、今はすっかりだ。でもこの路地にまずは惹かれた。よくみるとトタンもそれぞれ違った色をしていて豊かな色々だ。先方で少し曲がった敷石もいい。(住所:栃木県足利市井草町2409近辺)


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以前から気になっていたところ、丁度雨が降り始めていい感じの風景になった。北千住駅東武伊勢崎線/日比谷線ホームから南千住方面の門型フレーム風景と超高層ビル群。このフレームの重なり具合がいい、梁部分に張られているメッシュの先だけ濃くみえる。なんだが向こうの世界が虚像にみえてくる。(住所:東京都足立区千住旭町42−1 近辺)

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亀有にいった際にはぜひとも訪れてほしい「亀有食品市場」。

木造アーケードではなく、鉄骨造か一部鉄骨造かわからないが、この雰囲気は東京近辺ではナンバーワンだろう。アーケードの通路は単純なT字型だが、T字の縦棒にあたる直線が曲がっていて、そのため複雑にみえるところがある。天井の高いトップライトも気持ちがいい。こち亀の原作者の秋元修さんも子供のころ遊んだ場所で、マンガにもでてくるところ。



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(住所:東京都葛飾区亀有3丁目20-7)


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東中野ギンザ通りの奥にある、鮒冨佃煮店の看板。店真ん中の2階部分に白いタイル、その上に塗装の文字。昔よくあったタイプであるが、最近は少なく、ココだけのデザインだがいい感じだ。(住所:東京都中野区東中野3丁目17−16)


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不動前駅近くで見つけた建物、ネットで調べると「吉田工務店」と出てきた。カラフルなチリトリの収納の仕方がも白い。ガス管か何かの管と壁の隙間に突っ込む。本当はいけないのだろうが、生活のアイディアですな。(住所:東京都品川区西五反田4丁目27−13)

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阿佐ヶ谷駅の南側、少しいったところにある「いちょう小路」。その入口にある四角い看板、上下にお店の名前があるタイプ。その四角に対比するように、左にある不動産の張り紙のグリット展示がいい。いやこれに刺激されて四角い看板になったのかも。(住所:東京都杉並区阿佐谷南3丁目37エリア)

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足立区の都営西保木間アパート群の中にあった「ツインコリダータイプ」の都営西保木間三丁目アパート6号棟。柱梁のフレームの構成が美しい。柱梁に囲まれた壁も割れの補修跡もあり、右下は色まで変わっている。

その奥の廊下(コリダー)部分。右と左で壁のデザインが違う。おそらく左はエレベーターホール前で風除けのため、全パネル。右は廊下なので下半分にパネル。その右側の廊下部分にまで洗濯物や布団が干されいる。さすが足立区って感じだ。(住所:東京都足立区西保木間3丁目6−6)

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こちらは東京都足立区南花畑、川向こうは埼玉県八潮市浮塚。都県境の綾瀬川はここらあたり2.5キロに渡って橋がない。つまりあんまり交流がなく、川によって完全に分断されている。昔の境界こうだったのかと思いながら、ただ歩く。ココからみる工場風景は近いけど遠い。(住所:埼玉県八潮市浮塚100近辺)


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長い小松川境川親水公園が東小松川公園と接するところに、山の滝がある。これがなかなか面白い、水がいろいろ多方位から出ている。少し危なくて面白い、そこが丁度子供の遊び場に最適じゃな。



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(住所:東京都江戸川区松島1丁目36−9)

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