uenoブログ

上野タケシのブログ

2016年01月

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1914年(大正3年)に完成のルネッサンス様式の日本橋三越本店。その後1935年(昭和10年)の増築改築でできた中央ホール。天女像も凄いが、中央ホールの5層吹き抜けはただただ圧巻。その上のステンドグラスまで凄いレベル。これだけ大きな空間は日本に珍しい。そんな凄い空間なんだけど、各階の吹き抜け周りにはソファがあって、老人達が普通に疲れて寝ていた。この対比もなんだかとても不思議。こんど真似して寝てみたい。(住所:東京都中央区日本橋室町1丁目4−1)


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1階ピロティ部分の天井、キラキラのアルミパネル。これをみて村野藤吾設計の日本生命日比谷ビルとわかる人はあまりいないかも。外壁は石張りのデザイン。内部の劇場天井には二万枚とも言われるアコヤ貝が貼ってありったり。遊びも含めていろんな素材の使いかたはあっぱれ。ここがこんな素材だったとは、細かいラインの強調デザインが美しい。

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(住所:東京都千代田区有楽町1−1−1)


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川畑博哉さんの本「光のタトゥー」のように、ビルに反射する光が道路面に落ちて、これがとても美しい模様になっていた。この時間帯に銀座にいることは少ないのだが、他のビルでも反射する光は、面白い表情をみせていた。(住所:東京都中央区銀座5丁目4−1近辺)

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東京駅から有楽町駅に向かうこのガードの間の道で、何かに目を奪われる、う~どうもても女ダクトと男ダクトに見えてしまう。丸型のダクトも珍しい。2つ並ぶと違いが際立つ。。(住所:東京都千代田区丸の内3丁目7−72近郊)

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現場近くで霊岸橋を渡る、そこに見える日本橋水門。昔は朱色の鉄門だったみたいだが、色も抑えめの色になっている。そのせいか、水平面の穴の影がとても美しい、重そうな鉄扉が浮いていて下半分の水面の対比も面白い。(住所:東京都中央区日本橋茅場町1丁目14−4近辺)

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AtoA・project(上野、来馬、山本)の3人で設計デザインしている。茅場町タイ料理屋の現場です。店舗内装はやはり早いですね。このまま1月末に出来上がり、オープンは2月上旬です。写真は3連アーチ、梁をさらに下げて緩やかな三連のアーチでアルコーブを作っています。タイ建築だからというわけではなく、局面の天井に囲まれる空間体験から決まった感じのデザインです。

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何時も人がいない時にしか行かない明治神宮。通りかかかると10日になってもこんなに人が多いのかと愕然とする。そこはそれで、傾いた西日の光が人を照らし、とても美しい影が神々しく。人が大勢なのも面白なりと。右側の社殿に向かう人たちに、神様はそっちにじゃないよと言いたくなる。(住所:東京都渋谷区代々木神園町1-1)

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神田川の谷間を挟んでたつ高圧電線の鉄塔。谷間越しにもう一つの線が重なり、鉄塔の線の中にかくれて存在する。かなり面白い。(住所:東京都杉並区久我山4丁目26-6近辺)

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