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上野タケシのブログ

カテゴリ:散歩のススメ/富山県 >  中新川郡立山町

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アーチ式コンクリートダムという説明の黒部ダム。実際みるとその複雑な形態に何型なのかわからなくなる。少なくても単純はアーチ型じゃない。「当初は単純な円弧状のアーチダム計画だったが、1959年のマルパッセダム決壊事故を受け設計変更を実施し両側がウイング状に」とあるように両側がウイングがついている。アーチ部分の真ん中もはね出していて、壁も垂直じゃない。展望台からみるとその水の塊に押さて壁が斜めになったチカラも見えてくる感じだ。

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滝壺ならず、ダム壺。黒部ダムの真ん中から下を覗く。遠くから見たのとは違う景色が広がる。3枚の写真の合成で多少はゆがんでいるが、こんな感じ。高くて怖くて、寒くて風がつよく飛ばされそうで、ビビッていた。

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前後するが、扇沢駅から関電トンネルトロリーバスで黒部ダム駅に着く。そこからダム展望台まで220段の階段を登る。実際はそれ以上ある感じでキツイが、このトンネル階段がなかなかカッチョイイぞ。(住所:富山県中新川郡立山町芦峅寺 新展望広場 近辺)

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立山駅に隣接してある「立山1号公園」。立山カルデラ〜常願寺川下流域までを模した石並みのモニュメントと説明にあるが、これぞダム公園だ。さす黒部ダムがある地域だから、お庭までもダムのミニチュアになっている。

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(住所:富山県中新川郡立山町芦峅寺近辺)

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温泉(標高2,300 mに位置する日本最高所の源泉)もある、立山室堂の地獄谷。つい最近、ニュースで気象庁の「常時観測対象の火山」になった火山である。範囲は「弥陀ヶ原」で噴火警報レベル対象外の火山「活火山であることに留意 」レベルだ。10月後半に行ったときにすでにこの地獄谷の火山ガスで、通行禁止と通行注意と入れない。ここエンマ台から覗く。左に地獄谷、右に風向きで火山ガスがきつくなる雷鳥荘、そのさらに右にエンマ台の縁にたつ自分の影がうつる。オモシロイ写真になってしまった。(住所:富山県中新川郡立山町芦峅寺  地獄谷温泉近辺)

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室堂にある日本最古の山小屋、1980年代まで宿泊施設(山小屋)として実際に使用、現在は国の重要文化財として保存。残念ながらところどころ壊れて仮設パイプと合板で補強。2連の隙間の壁が一番綺麗に見られる。月日がたった素材のパワーが凄い。

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発掘調査によれば、12世紀の宗教的な遺物が発見されており、15世紀頃に建てられた建物の礎石も確認されていることから、鎌倉時代からこの地点で僧侶や修験者による何らかの宗教活動があったとも。現存する建物は加賀藩によって、1726年に再建されたもの。

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内部は展示スペースになっているが、木材の量感が凄い。全国に例のない「総柱建て」と呼ばれる構造と説明にあるが、一間すべてに柱が建つ、しかも測ったら280角の柱だった。屋根材は120厚さで一枚板を流すと。雪に埋まる、風は強い、そういった立地に塊で戦っているようだった。(住所:富山県中新川郡立山町芦峅寺室堂山荘近辺)

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スケールといい、やはり凄い黒部ダム、ところが一番先に目を奪われたのは、その治水ダムじゃなくて、上にあった治山ダム(または砂防ダム)だった。六本の末広がりな柱、それを繋ぐ横材は梁か通路か水路か。単純な形態の構成ながら、どこかでファシズム建築的な表情にも似ていた。

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(住所: 富山県中新川郡立山町芦峅寺 黒部ダム近辺)

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先週連れられいった立山、黒部ダム。ダム上からみる山々が美しかった。今年の紅葉はなかなかかもしれない。ダム上からということで、空気も写っている感じの表情。(住所: 富山県中新川郡立山町芦峅寺 黒部ダム近辺)

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立山で標高2450mに位置する室堂(むろどう)とは、修験者が宿泊したり祈祷を行ったりする堂があった。室堂平の地形は三方を囲まれたスリバチ状なところ。山岳信仰的ところ、すぐれた庭園的地形ともいえる。雲上の神様がいるような世界だった。

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室堂には、ミクリガ池もある。これまた別世界が広がる。
(住所: 富山県中新川郡立山町芦峅寺室堂近辺)

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