uenoブログ

上野タケシのブログ

カテゴリ: 建築のヨコガオ

0418_DSC08231_1
大塚駅近く東京都道436号小石川西巣鴨線の脇道の建物ヨコガオ。坂道でレベルが変わり、低い方の天井高さがかわり地下室もある感じのバランスがオモシロイ。大通り面しては看板建築、左側の一番下は改装されているが、まどのバランス、構成が美しい。(住所:東京都豊島区南大塚1丁目48−10近辺)

   0909_DSC09061_1
ビルの横顔、あとから透明トタンで継ぎ接ぎで、外部空間を埋めた。廊下、階段、バルコニーを綺麗に埋めた姿が、まるでパズルのようだ。何も見えないのに、素材などで埋めれたものが見えてくる感じだ。(住所:埼玉県川口市中青木2丁目6−26近辺)

0711_DSCN8084_1
側面の道路挟んだ反対側の土地が更地になっていたので。とは言え3枚写真の変形合成で1枚になった、竹中工務店東京本社の側面デザイン。こうしてみるとランダムな窓にみえて、一定スパンの繰り返しデザインだった。しかし圧巻な長さ。(住所: 東京都江東区新砂1丁目1−1近辺)

0528_DSC02570_1
浦和にある通路商店街ビルのナカギンセブン。左が駅方面、右が街道で、駅から浦和官庁街に抜ける通路がある商店街ビル。左右のボリュームが大きく真ん中は、構造フレームがむきだし、中庭になっている。増築の外壁素材と色が違うののも楽しい。増築ぶりが集落あるは城のような造形を生んでいる。

     0528_DSCN9118_1
内部の通路空間もいいところ。(住所: 埼玉県さいたま市浦和区高砂2丁目12−5近辺)

0508_DSC09826_1
飯能の町屋のダンメン。トタンで継ぎ接ぎで撤去された隣の状況が少しわかる。しかもなんだかカラフルでいい感じだ。やはり町の横顔はオモシロイ。(住所:埼玉県飯能市仲町21−21近辺)

0503_DSC09771_1
飯能駅近くの大通りに面する町屋「銀河堂 」。今はカフェのようだ。典型的な町屋。細長い敷地に店舗、蔵、住居、結ぶ廊下となっている。特に中間部のところがカッコいい。

0503_DSC09877_1
(住所:埼玉県飯能市本町1-4)

   0129_DSC05125-1_1
取り壊された建物の跡が隣の建物の外壁に残っている様子を「ダンメン」とマニアの間ではよんでる。京都の町屋あとの断面が多いいが、東京にも面白いのがある。しかも様式建築(三井住友銀行別館)の外壁タイルのダンメンだ。これだけでやっぱりどうもヨーロッパの風景に見えてくる 。(住所:東京都千代田区神田神保町2丁目19−3)

   1127_DSC02559_1
水上温泉街の脇道でみつけた不思議な建物。壁がダムのような緩やかな局面、絶壁で建っている。その右下にちょこんと飲屋の玄関看板。このバランスデザインもいい感じ。(住所:群馬県利根郡みなかみ町湯原479近辺)

1014_DSC00022_1
西浅草で見つけた増築民家、そのトタンぶり、継ぎ接ぎなんだけどとてもカッコよく感じるのは、もともとの開口部がいいのかもしれない。(住所:東京都台東区西浅草2丁目近辺)

   0614_DSC08380_1
銀座6丁目なのに、隣のビルがなくなって見える姿はなんだかアジアンな感じだった。1、2階は通路で通れたみたいだ。その上は片持ちで繋がっていたのか? かなり謎な側面に惹かれた。(住所:東京都中央区銀座6丁目3−16)

0520_DSC08944_1
越ヶ谷宿の通りには幾つの古い建物が残されている。ところが惹かれたのはその側面、しかも窓無しの総トタン外壁と瓦の取り合わせだったりする。トタンの色々と瓦の色の取り合わせが妙にあう。(住所:埼玉県越谷市越ヶ谷本町3−32近辺)

0430_DSC08223_1
足利駅近く、かつての盛り場周辺の奥行きある町屋の横顔。
日本民家の瓦屋根の最低勾配は4寸(4/10)、そのため長い所や広い所にかける屋根は、幾つかに分けて、その間を小さな屋根で繋ぐことが多くなる。この奥行きある町屋も大きく3つの屋根があり、それを小さな屋根で繋いでいる。一階はおそらく増築で外壁がトタンだ。ある条件のもと同じ形と違った形を持つ、一つの建物が集落の作り方を内包している。(住所:栃木県足利市井草町2409近辺)


0116_DSC02737_1
バスから見て気になり、帰りは歩きでじっくりと見る。ココには3種類の壁が存在する。一番右はダンメン、かつてあった横の家を切った断面がみえる。トタンの構成が実に美しい。真ん中の赤い壁は仕上げで赤に塗っている。その左がその仕上げがない下地のセメント板がそのままみえる。かなり不思議な状態だが、なんだかとっても惹かれるくらいに美しい。

  0125_DSC02751_1

トタン建築とは、外壁の表面材がトタン(亜鉛めっき鋼板:鉄などの鋼板をメッキしたもの)を張った建物。安価でよく使われたもので、耐久性が劣っていたので錆びて、逆に味になっていた。とは言え、施行はしっかりと綺麗に板は張られている場合が多い。ところが、ここで見つけたトタン建築は張り方がいい加減、重ねもバラバラ、角なんて丸まっている。施行がいいかげんだ。それでも面白く見えてなんかかっこ良く見える。窓の配置によるものか、出窓みたいな出っ張りにもよるものか。(住所: 東京都江戸川区松島3丁目42−10近辺)

1006_DSC09099_1
建物がなくなって駐車場になると、建物とか街の構成の姿がおもわず表れることがある。浅草橋エリアはそんな感じが面白い。この3連続の民家とその間の路地の構成が、隣地が駐車場になったため表れる。そろぞれの建物の横顔の形もオモシロイく珍しい路地構成だ。(住所:東京都台東区浅草橋5丁目19 −10近辺)


0825_DSC08838_0
戦災を免れた台東区3丁目、ここにある末広会商店街の空き地越しみえる建物。路地に面した古い増築民家なんだけど、なんだか断面、立面がカッコいい、まるで坂本一成建築のようだ。(住所:東京都台東区台東3丁目19−7近辺)

↑このページのトップヘ