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上野タケシのブログ

カテゴリ:散歩のススメ/東京都 > 23区以外

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小平ふるさと村には、幾つも建物が移築保存、復元されている。民家園は各地にあるが、この「開拓当初の復元住居」は興味深い。ほとんどワンルーム空間で、現代住宅みたいな空間だったりする。開口部は紙がはってあるだけだけど美しい光となる。藁または茅麦藁(かやむぎわら)等で葺いた屋根だけじゃなくて、外壁は茅、麦藁で囲う、呼吸する壁だ。究極の環境住宅ながら、なんだかいい空間構成に感動だった。

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(住所:東京都小平市天神町3丁目9−1近辺)

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幾つかの建物を保存再生している小平ふるさと村。そこにある旧神山家住宅主屋のざしきの間。障子模様に木陰の光が重なるとても美しい。秋にしては強い光、木陰が心地よい。(住所:東京都小平市天神町3丁目9−1近辺)

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高尾駅から歩いて見つけた、住宅地の生活水路。この開渠は美しい。水はながれていなかったが、薄い鉄板ブリッチ、その向こうに浮かぶ紫陽花、手前のゆりも美しい。なかなかこれだけそろった開渠も珍しい。(住所:東京都八王子市廿里町23−2近辺)

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幼稚園の園庭前にある加美平団地の給水塔。幼稚園の人たちいわく、日時計の役割になっていると。なるほど、光を浴びた給水塔、めちゃめちゃ綺麗だった。(住所: 東京都福生市加美平4丁目1−20 )

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京王線稲城駅近くにある、稲城南山から新宿方面をみる。超高層がほぼ勢揃いだ。新宿まで約18km、さらに約17kmいったところにスカイツリーがある。その間にも、住宅街、マンション街、多摩川とそれぞれ層状になっているのも面白い。(住所:東京都稲城市東長沼2430近辺)

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東村山にある都内唯一の国宝建物だった「正福寺地蔵堂」。室町時代の応永14年(1407年)の建立で、鎌倉の円覚寺舎利殿と一緒の禅宗様建築。屋根の強い反りが特徴だが、下部の壁のレリーフデザインもいい。山門でフレーミングすると世界がちがう感じがする。


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(住所:都内東村山市野口町4-6-1)

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通っていた高校が近くにあり、この周辺はマラソンコースだった。そのころには西武球場はあったが屋根のドームがなかった。そのドームかなり離れたところか見える。高い標高位置にたっていることもある。それにしても今から考えると凄いところに建てたものだ。


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(住所:東京都東村山市多摩湖町3丁目15 埼玉県所沢市山口1254-3近辺)

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昨日、深大寺スリバチフィールドワークのあとに、数人でそのまま、国分寺崖線をつたって、国立天文台をみてきました。その中で国の登録有形文化財の「第一赤道儀室」のドームが小さいながら、いい空間でした。階段を上がった所で下からドームをみる。皆さんの立っている姿と空間が面白い関係の写真となりました。

この建物は、1921年の施工、設計は東京帝国大学営繕課。国立天文台の三鷹キャンパスに現存する最古の観測施設。速度調整機構付重錘式(じゅうすいしき)時計駆動という方式により、 無電源で約1時間半の天体追尾が可能と書いてある。ドーム時代も回る仕組みに興味深々です。(住所:東京都三鷹市大沢2-21-1)

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吉祥寺の駅近くにある「よろず湯」、よ~くみるとだんだんライト風にみえてくる。当時の銭湯のデザインはしっかりデザインしている。東京だと唐破風の立派な銭湯が多いが、モダンデザイン銭湯もなかなかよい。

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前出の小丹波熊野神社の舞台から近く、隣りの川井駅のほうの途中にある川井八雲神社。ここにも同じような楼門神楽殿の舞台がある、それにさらに石崖桟敷がある。小丹波熊野神社よりも勾配が急なため、ほとんど山の上という感じだ。

急こう配の参道を上がり楼門をくぐる視界がひろがり、石崖桟敷のうえに社殿があり、反対側が舞台となる。ここも貴重な舞台だが、石崖桟敷は遺跡のようで存在感がある。



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(住所:東京都西多摩郡奥多摩町川井717)

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昨年の文化の日ウィークに行った、JR青梅線の古里駅から数分の所にある、小丹波(こたば)熊野神社の舞台。ここは面白い。段差を利用して神社の楼門の2階が神楽殿の舞台になっている。その先の神社の社殿も壇上になって客席にも使われる。

日本の古い建物には積極的に2階を使い、立体的な利用がすくないなか、この楼門神楽殿は面白いし、配置や場所の使い方がとってもいい。この舞台は多摩地方に現存する農村舞台の中でもっとも完備した形式を備えた貴重なものと書かれている。



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(住所:東京都西多摩郡奥多摩町小丹波473)

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吉祥寺駅からほど近く、周辺は高いビルが建つ所。こんな所で火の見櫓は効果あるのかどうかはともかく、モダンな火の見櫓の立ち姿が美しい。2階のはね出し部分と階段の構成、それにそびえたつ火の見櫓。前面が駐車場になったので際立つ。しかし背景のタイルマンションの遮り方が、孤高性をさらに増す。(住所:東京都武蔵野市吉祥寺本町1丁目27−2)


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広い電車庫をまたぐ三鷹電車庫跨線橋は俗に「陸橋」と呼ばれ、。1928年に作られました。「鉄骨むき出しの構造でスマートではないが・・・」と紹介されていますが、なんのなんのそこがいい。階段ササラのトラスもいいが、何よりも長い橋が細く綺麗だ。長くて構造的に持たないため、4本柱フレームを組んでそこに貫入して吊られている。この時代の知恵だな。



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(住所:東京都三鷹市上連雀2丁目21と3丁目1の間)

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「まいまいず」とはカタツムリのことで、地面から渦巻き状に掘られている人工スリバチだ。806~810年のもので、垂直に掘る技術がなく、スリバチ状に掘ってから垂直に井戸を掘った。直径約16mに深さ約4m、底に行くとヒンヤリする。しかし渦巻きの姿は美しい。



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(住所:東京都羽村市五ノ神1−1)

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大國魂神社の提灯参道、常設なのか、正月からか、来週の節分祭のためか判らないが、参道に対して一定間隔で面で配置されて、それが重なってみえてなんだか凄い。

この神社の配置はめずらしく、南に本殿が位置していて南に向かって祈る。普通は圧倒的に北側が多い。写真は帰り道、隨神門から鳥居の北方向。光の具合は行きよりも帰りの方向が面白い。(住所:東京都府中市宮町3丁目1近辺)

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