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上野タケシのブログ

カテゴリ:散歩のススメ/千葉県 > 市川市

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市川市の下総中山にある日蓮宗寺院の法華経寺、調べると大荒行堂渡り廊下と書いてある建物。後ろのある聖教殿の参道と廊下が交差して、その部分に何かしらの機能の建物だろう。この建物が一番よかった、お寺には表情とか形がわからないと退屈になる時があるが、ここにはヌケ・空間があった。しかも動線として動きもある。ココか見える真ん中のヌケの中に太鼓があり、その向こうに緑がみえる。右のパースペクティブ状にカッコいい廊下も美しい。(住所:千葉県市川市中山2−10−1)

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関東近郊でもこりゃ凄いという木がある。2,3年前にいった、この千本公孫樹(イチョウ)は千葉県市川市・本八幡駅近くの葛飾八幡宮にある。主幹を囲んで無数の支幹が伸びている姿のため「千本イチョウ(樹齢1200年以上、高さ22m)」と呼ばれているそうだ。

イチョウは強剪定に強く、切っても切っても育つ。しかし宮大工の小川三夫さんは「樹木は肥沃な土地だと養分とりすぎて腐ってしまう」と言う。屋久島の千年杉は、肥沃でない土地ゆえ、あれだけ長くう太く育ったということだ。だとすると神社やお宮が建つところは「いい所を選んでつくる→地盤が硬い土地→木にとって肥沃でない→少しずつ大きな木に育つ」と考えると何だか生命力って興味深い。人間も同じかもしれない。(住所:千葉県市川市八幡4丁目2−1近辺)


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