uenoブログ

上野タケシのブログ

タグ:ダンメン

0508_DSC09826_1
飯能の町屋のダンメン。トタンで継ぎ接ぎで撤去された隣の状況が少しわかる。しかもなんだかカラフルでいい感じだ。やはり町の横顔はオモシロイ。(住所:埼玉県飯能市仲町21−21近辺)

   0129_DSC05125-1_1
取り壊された建物の跡が隣の建物の外壁に残っている様子を「ダンメン」とマニアの間ではよんでる。京都の町屋あとの断面が多いいが、東京にも面白いのがある。しかも様式建築(三井住友銀行別館)の外壁タイルのダンメンだ。これだけでやっぱりどうもヨーロッパの風景に見えてくる 。(住所:東京都千代田区神田神保町2丁目19−3)


0116_DSC02737_1
バスから見て気になり、帰りは歩きでじっくりと見る。ココには3種類の壁が存在する。一番右はダンメン、かつてあった横の家を切った断面がみえる。トタンの構成が実に美しい。真ん中の赤い壁は仕上げで赤に塗っている。その左がその仕上げがない下地のセメント板がそのままみえる。かなり不思議な状態だが、なんだかとっても惹かれるくらいに美しい。

  0125_DSC02751_1

トタン建築とは、外壁の表面材がトタン(亜鉛めっき鋼板:鉄などの鋼板をメッキしたもの)を張った建物。安価でよく使われたもので、耐久性が劣っていたので錆びて、逆に味になっていた。とは言え、施行はしっかりと綺麗に板は張られている場合が多い。ところが、ここで見つけたトタン建築は張り方がいい加減、重ねもバラバラ、角なんて丸まっている。施行がいいかげんだ。それでも面白く見えてなんかかっこ良く見える。窓の配置によるものか、出窓みたいな出っ張りにもよるものか。(住所: 東京都江戸川区松島3丁目42−10近辺)

↑このページのトップヘ